「メノポハンド」本当の話、70代以降の女性も男性も実は無関係ではない!?

「メノポハンド」本当の話、70代以降の女性も男性も実は無関係ではない!?

メノポハンドは、日本手外科学会が2022年に命名した、閉経前後の40~60歳代を対象とした概念として定義されています。しかし、更年期に発症した症状がそのまま高齢期まで持ち越される場合や、60歳前後の男性でも発症し得るという報告もあり、実は中高年以降は誰でも無関係ではないという話です。

メノポハンドとは、女性ホルモン(エストロゲン)の減少によって引き起こされる、更年期(40~60代)の女性に多い、手指の痛み・しびれ・こわばりなどの不調の総称です。

病名ではなく、手の症状を指します。

整形外科的には、ばね指、ヘバーデン結節、ブシャール結節、手根管症候群、母指CM関節症、ドケルバン病といった疾患が、「メノポハンド」として総称されています。

メノポハンドという呼び方は本来、更年期という時期に焦点を当てた言葉です。

しかし、メノポハンドの諸疾患は、放置すれば7-10年で手指の不可逆的な変形につながるとされている通り、更年期に発症した症状がそのまま高齢期まで持ち越されて進行・慢性化するケースは十分あり得るそうです。

つまり、60代で発症し、70代以降も症状自体が続いている人は珍しくないと考えられます。
https://sakamoto-lc.com/blog/%E3%83%A1%E3%83%8E%E3%83%9D%E3%83%8F%E3%83%B3%E3%83%89%EF%BC%9A%E6%9B%B4%E5%B9%B4%E6%9C%9F%E5%A5%B3%E6%80%A7%E3%81%AE%E6%89%8B%E6%8C%87%E3%81%AE%E7%97%9B%E3%81%BF%E3%81%A8%E8%85%AB%E3%82%8C%E3%81%AE

また、興味深いことに、60歳前後の男性でも発症するケースも報告されており、女性ホルモンの減少という枠組みだけでは説明しきれない部分があります。

60歳前後で発症するということは、上記に倣えば、70代でも症状自体が続いている男性が珍しくないということです。

そういえば、俳優の高橋英樹さんが、82歳で以前から気になっていた「ばね指」の手術を行っていることをFacebookで告白していました。


つまり、早ければ40代、ピークは60代、そしてそれ以降の世代にも男女とも関わる症状ということです。

起こりやすい主な症状と疾患



私自身、先日関節を痛めたので調べてみたのですが、関節の痛みは、現れる部位に特徴があり、第1関節に現れるものがヘバーデン結節、第2関節に現れるものがブシャール結節、母指の付け根に現れるものが母指CM関節症と呼ばれるそうです。

手根管症候群は、手首や手の甲に加え、親指・人差し指・中指に痛みやしびれを感じるのが特徴で、ホルモンバランスの乱れから腱鞘がむくみ、正中神経を圧迫することが原因と考えられています。

見逃せないのが関節リウマチとの違いです。

関節リウマチは、CRPという炎症の数値でわかるのですが、メノポハンドはそれではわからないそうです。
https://kumashiro-clinic.net/sub/%E6%89%8B%E3%81%AE%E3%81%93%E3%82%8F%E3%81%B0%E3%82%8A%E3%81%A8%E7%97%9B%E3%81%BF%E3%81%AE%E5%8E%9F%E5%9B%A0%EF%BC%9A%E3%83%A1%E3%83%8E%E3%83%9D%E3%83%8F%E3%83%B3%E3%83%89%E3%82%92%E7%9F%A5%E3%82%8D/

対策と治療



手外科専門医は、産後の授乳期に手指の痛みがあった人は更年期にも症状が起こりやすく、家族に症状のあった人にはエクオール(大豆イソフラボンが腸内細菌によって代謝されて生み出される成分)での予防を勧めています。

また、睡眠中は末梢の血流が悪くなり朝のこわばりが起きやすいため、起床前に布団の中で両手をこすり合わせたり、指をゆっくりマッサージしたりする体操が血行を促し、こわばりを和らげるとされています。

手や指を温める、軽いストレッチやマッサージ、サポーターやテーピングでの保護、大豆製品・エクオールの摂取、適度な運動とバランスの取れた食生活も日常的なケアとして紹介されています。
https://www.meno-sg.net/health/menopause/5947/

受診先については、手指の不調がつらい場合はまず整形外科、特に手の外科の専門医への相談が勧められています。

「年齢のせい」と我慢せず、気になる症状が続く場合は早めに専門医に相談することが、将来の変形を防ぐ第一歩になりそうです。

……と、エラソーに書いている私ですが、メノポハンド、昨日、あるクリニックの待合室にあったパンフレットで知りました。

みなさんは、ご存知でしたか。メノポハンド。

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この記事へのコメント

2026年07月07日 22:11
「メノポハンド」という言葉は初めて聞きましたが
右手が痛くて整形外科へ行ったら「手根管症候群」と診断され手術を勧められましたが、
その後症状が少し改善したので手術はやっていません。
2026年07月07日 23:09
知らないと、「神経痛」で済ませてしまいそうですね。
手術するってことは、治さないとまずい重要な病気なのでしょうか。
2026年07月07日 23:29
「メノポハンド」初めて知りました。
でも、先日右手薬指の痛みがあったりして、もしかして「ブシャール結節」かな~って調べたりしました。
幸い、今はその症状は無くなったのですが、また痛みが出たら整形外科なり行ってみようと思います。
2026年07月07日 23:47
お邪魔しました (o^―^o)☆彡
2026年07月08日 00:19
歳をとると色々と変化が起こるものですね。
メノポハンド知りませんでした。
無関係ではありません。
気を付けます。
2026年07月08日 00:48
手指だけでなく膝とか目とかもダメになってくるお年頃です
2026年07月08日 05:21
おはようございます!
nice!です☆
2026年07月08日 05:23
「メノポハンド」という名前は知りませんでしたが、私も65歳位の時、バネ指なってます。指が動かなくて、どうにもならず病院に行き、手の平の指の付け根に注射しました。3度しか出来ないという事で それでも駄目なら手術という事でしたが、一度目の注射で今の所、7年経っています。手を使う仕事が多いので、このまま何事もなければいいな!と、思っています。
2026年07月08日 06:47
ナイスです!
2026年07月08日 06:56
知りませんでした。足の指の強剛母趾なら知ってますが、
女性ホルモンとは関係無さそうですね。
2026年07月08日 07:33
疲れると指がつることありますね。
2026年07月08日 08:44
おはようございます 😊
いつもコメントありがとうございます。
今朝は曇天が一気に雲一つない青空になりました。
朝から気温も上昇中、いよいよ酷暑のはじまり
でしょうか❓
pn
2026年07月08日 09:27
初耳でした、老化で済ませる話じゃなさそうね(^_^;)
2026年07月08日 09:44
「メノポハンド」は初めて聞きました。
すでに両手共に、いろにろな痛みが出ております。
親指の付け根はたぶん4番だろうなと思いつつ、痛みが和らぐと病院へ行かないですね^^;
ピアノは弾けるのに文字を書きにくいとか、突然中指だけが激痛で動かなくなるけれど数日で治るとか、動きにくさや痛みの原因がよくわからないことが多いです。
2026年07月08日 10:09
初めて聞く病気ですね。
自分は特に気になる事はないです。
2026年07月08日 17:20
拝見しました。
思い当たることがあるなあ。。。
NICEです
bgatapapa
2026年07月08日 17:26
指はよく攣ります。
2026年07月08日 18:04
ありますね。単なる老化だと思っていますが。病名がついているのですね。
2026年07月08日 22:07
「メノポハンド」知りませんでした^^;
年取ると色々ありますね~( ´;ω;`)ウウ・・・