「自宅リースバック」トラブル急増ー“売っても住める”はずが、家を失う人も

「リースバック」トラブル急増ー“売っても住める”はずが、家を失う人も

自宅を売却しても、そのまま住み続けられる。そんな触れ込みの「自宅リースバック」契約をめぐるトラブルが後を絶たないと話題です。国民生活センターは2026年8月4日、「自宅の『リースバック』トラブルにご注意!」と題した発表情報を公開し、改めて注意を呼びかけました。

物価高や金利上昇を背景に、資金繰りに悩む高齢者を中心に被害相談が相次いでいます。

リースバックというのは、自宅を事業者に売却してまとまった現金を得たうえで、事業者に賃料を払いながら同じ家に住み続けられる仕組みです。

老人ホーム入居費用の準備や、住宅ローンの一括返済など、余生にまとまった資金が必要な人にとって、お金を作る選択肢の一つになり得ます。

近年は、インフレと金利上昇が重なり、年金や貯蓄だけで生活資金を賄うのが難しくなった高齢者の資金需要が高まっていることが、トラブル増加の背景にあるとみられます。

国土交通省も住宅のリースバックを巡るトラブル対策の強化に乗り出しており、国民生活センターの相談データベース(PIO-NET)を活用して悪質業者の情報を都道府県と共有し、指導を強化する方針を示しています。

相談窓口に寄せられた実例



国民生活センターが公表した事例(2026年8月4日発表)には、たとえば次のようなケースが紹介されています。

・約6年前に自宅マンションのリースバック契約をし、当初は月7万円の家賃を払いながら住み続けていた70代の女性。その後、業者から「家賃を月10万円に値上げする」と告げられ、値上げに応じなければ退去してほしいと迫られた。契約時には家賃の値上げについて十分な説明がなかったという。

・フルリフォーム工事の代金が払えなくなった70代男性が、リースバックを利用すればよいと勧められて契約したものの、話がよく分からないまま1100万円(明らかに相場より安い価格)で自宅を売却する契約書にサインしてしまった。

また、同センターは2025年5月21日にも「強引に勧められる住宅のリースバック契約にご注意!」を発表しており、当時の集計では契約当事者の約7割が70歳以上だったことも明らかになっています。

80代男性が、「1200万円で売却し、そのまま住める」と持ちかけられ、業者に10時間以上居座られた末に契約書へサインしてしまった、といった強引な勧誘事例も報告されています。

リースバック特有の落とし穴


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国民生活センターが注意を促しているポイントは、主に次の3点です。

クーリング・オフの対象外
自宅の売却契約であるため、宅地建物取引業法に基づく契約にはクーリング・オフ制度が適用されません。契約後に「やはりやめたい」と思っても、簡単には解約できない仕組みになっています。

家賃の値上げ・更新拒否のリスク
「ずっと住み続けられる」と説明されていても、契約期間が定められていたり、更新時に家賃が引き上げられたりするケースがあります。

退去時の高額な原状回復費用
契約解除や退去の際、想定外の費用を請求されるトラブルも報告されています。

対策はAIの使いこなしがカギ!?


お子さんがいなかったり、すでにお子さんも家を構えていたりされた場合、自分たちの住む家の将来的な処分は、遺された人にとって負担になることがあります。

その意味でも、リースバックは選択肢として合理性がある一方、契約内容によっては「住み続けられる」という前提そのものが崩れかねない商品です

国民生活センターは、契約前に家賃の支払い方法や更新条件、退去時の費用負担について書面でしっかり確認すること、そして少しでも不安があれば消費者ホットライン「188(いやや!)」に相談することを呼びかけています。

私に言わせれば、そういうときこそAIの出番なんですけどね。

契約書を、たとえばGeminiNOTEBOOKに読み込ませて、「この契約書で、気をつけるべき点を教えてください」と問うと、ちゃんと指摘してくれます。

GeminiNOTEBOOKは、読み込ませた資料だけをソースに回答するので、ハレーション(見当違いの回答)の心配がありません

業者には、その回答をもとに確認をすれば、騙されずにすむでしょう。

つまり、相談料を払って弁護士に聞かなくても、手持ちのスマホやパソコンで対策できるのです。

私は、契約書に限らず、外国語の文章とか難しい文書の解読ではよくお世話になっています。

SNSで流れてくる広告やCM動画は、Geminiに「これは信用できるものですか」と聞いています。

まあたいていは、「信用できない」という回答ですけどね。

AIを毛嫌いして、せっかく味方になってくれるツールを使わず痛い目に遭うなんてもったいないことにならないよう、日頃から簡単なことでもいいからチャレンジされることをおすすめします。

世の中には、いつどんな罠が待ち構えているかわかりません。

自宅のリースバック制度、ご存知でしたか。

不動産リースバックとは?仕組みから注意点まで徹底解説! - JOE
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この記事へのコメント

2026年08月10日 22:56
実家の処分に悩む人は多いので、子が親に勧めることもあるかもしれませんね。
2026年08月10日 23:15
自宅のリースバック制度って、多分テレビCMで東急リバブルなんかがそうじゃないかと思うんですが…
売却しても自宅に住み続けられるの良いな~なんて思っていましたが、とんでもないですね^^;
2026年08月10日 23:58
家を売っても、その後家賃を払い続けていたら手元にはいくらも残らないのでは?結局業者が損をしないようにできている仕組みと感じました。
2026年08月11日 00:43
そんなうまい話があるのかなと思っていましたが、やはりトラブルになっているのですね
2026年08月11日 04:25
リースバックを巡るトラブルは問題になっていますね。
売っても住めるとは言え4ぬまでとは一言も書いていないですし、持ち主から借主の立場になる訳ですから貸方が賃借契約の更新を嫌だと拒めば家を出なければなりません。
殆どが更新を拒む事でトラブルとなっているので、リースバックをされている方や検討されている方は早急に対策をする必要が有りますね。
2026年08月11日 05:28
おはようございます!
nice!です☆
2026年08月11日 05:40
怖いですね。AIをちゃんと利活用したいですね。
2026年08月11日 06:00
確かに条件が良過ぎる話には、何かありますよね。AIの活用は大きい気がします。契約書を読み込ませて、注意点を聞くという発想はありませんでした。そういう使い方もあるんですね。勉強になります。
pn
2026年08月11日 06:17
家賃払わなくて良いなら売っちゃうかも(笑)
2026年08月11日 07:15
はい、かなり前から有りますよね。私の家のケースは到底該当
しませんが。物件が良い場合は、そうした詐欺商法に狙われそう
ですね。
2026年08月11日 07:49
朝日の朝刊、これ扱ってますね。
2026年08月11日 09:33
拝読させて頂きました。
koh925
2026年08月11日 10:27
リースバック、高齢者には深刻な問題ですね
人の弱みにつけもむ悪徳商法、許せませんね
わが家は返済はすでに終わっていますが、何れ
自宅を売却する日が来ると思っています
2026年08月11日 10:32
考えた話しだなと思っていたのですが、裏があったのですね。気を付けます。
2026年08月11日 13:07
ナイスです!!!
金額にかかわらず、毎月支払う契約には要注意です。
2026年08月11日 16:06
銀行から案内が来た事がありました。
こんな事も出来るんだーと思いましたが、裏があるのですね。
勉強になりました。
bgatapapa
2026年08月11日 16:32
niceどすえ~(^^)
2026年08月11日 17:02
よくアパート経営するとき、家賃全額保証とか、空きになっても家賃保証などのうたい文句で、アパートを建てるように勧める業者がいますが、結局そのアパートが古くなって空きが多くなると、家賃を下げて下さい、など言ってくる不動産業者が多いと聞きます。リースバックやリバースモゲージなどもトラブルが多いのは、契約時にあいまいな説明をして、その後契約者にとって予期せぬ事態が起こるからで、契約者の無知に付け込んだ悪質商法と言われても過言ではないと思います。重要な契約は個人単独で行わず、知人や他の不動産業者などと良く契約書を精査して納得の上契約をすることが大事だと思います。
2026年08月11日 17:51
業者さんとか銀行は、絶対自社に不利な取引はしないと心に留めております。
2026年08月11日 18:21
どうして労わるべき老人を騙すのかな~
悲しいです。
2026年08月13日 20:32
昔から不動産屋ってイメージ悪い印象が
美味い話には裏が・・・乗らない様にしょう~~